最初に間違って覚えると、あとがたいへん。

我が子の国語の宿題は、小学校で習った漢字の書き写し1ページです。これに付き添いながら判ったことは、我が子は、同じ漢字を何回も書き間違えるということです。多分、その漢字が初めて小学校の授業に登場したときに、正確に覚えることができず、自己流の不思議な字で覚えてしまっているせいだと思います。

ここで、私達(親)は、我が子が漢字の写し間違いをすると、正しい漢字を書いた付箋を貼って、写し間違いをした字を訂正させるようにしていました。従って、訂正が終わった後にこの付箋を棄てずに貯めておくことで、自然と我が子の間違い易い漢字のリストを作成することができました。そして、これらのリストにある漢字を大きく印刷した「リベンジノート」をパソコンで作成して、時間のある土日などに、我が子に書き写しを行わせるようにしました。

しかし、我が子にとって、ひとたび誤って覚えてしまった情報(漢字)を、正しい情報(漢字)に置き換えることは、たいへんに難しい事のようです。これと比較すると、ゼロから正しい情報(漢字)を覚える方が容易のようです。ですから、本当は、我が子が「書き写しが苦手」という個性を備えていることにもっと早くに気づくべきたったのです。そして、小学校の頃に我が子の書く漢字を私達(親)がもっとチェックしておくべきだったのです。

と、今、嘆いても、始まりません・・・。この教訓を生かすためには、これから中学校で習う新出漢字については、最初に誤った字を覚えてしまうことがないように、日々、私達(親)がチェックしなければならないと考えています。また、英単語についても、同様に、最初に誤ったスペルを覚えることがないように、日々、私達(親)がチェックしていかなければならないと考えています。