問題先行型の勉強方法で、我が子は3日目からペースを掴む。

いきなり英検4級の予想問題集に取り掛かるという作業は、我が子にとって苦痛のようでした。しかし、そんな事にはお構いなしで、私達(親)は問題先行型の試験勉強を開始しました。

この勉強方法では判らない問題を考えるという作業は無意味です。ですから、私達(親)は、我が子が考え込むような素振りを見せると、直ぐに、単語の意味を説明し、正解を導き出すための方法を解説しました。とにかく、ハイペースで本試験と同じ形式の予想問題をどんどん解かせ、間違うたびに、ガツガツと解説を行いました。そして、時々、学校でやっていない文法が出たときに、そこを補うために総合問題集の問題を行いました。また、できなかった問題の問題文や新出の英単語をノートに書き取らせ、これを学校の宿題(英語の書き取り1ページ)に充てました。

ここで、英語が得意ではない我が子は、長文を見るとそれだけで尻込みしてしまうのですが、この点もお構いなしで問題を解かせました。英検4級のレベルでは問題が素直なので、少しくらい知らない単語があっても問題を最後まで読む事ができれば7割程度は正解できるからです。諦めずに読みさえすれば、長文の方が得点できるのではないかとも思われます。長文では、問題を音読させながら、また、難しい単語については逐次に意味を教えながら、苦手意識を持たせないようにして問題を解かせました。


勉強を開始した1日目と2日目には、我が子の顔に不安の表情が出ていました。しかし、3日目以降はそれなりのペースを掴んだようで試験勉強が順調に進むようになりました。これにより、2年1学期の中間テストのテスト勉強を開始する前の1週間で、7日間でやる予想問題集」の5日分を制覇することができました。残りの2日分(1日分はリスニング問題)は、2年1学期の中間テストが終了した後に行います。

問題先行型の試験勉強を通じて、我が子は短期間に大量の問題を解くことができたと思います。また、習っていない問題にチャレンジする勇気を少しだけ持つことができたと思います。