中学1年の1学期中間テストで、ミスの多さに気づく

小学校の成績については、特に不満もなく、まあまあこんなものなのかな、という認識でした。親の思い込みもあって学校内の上位グループには入っているものと認識していました。

ですから、中学1年生の最初のテスト(1学期の中間テスト)には、親も期待していたのです。テストの2週間ほど前からは、小学生の頃にはした事もないテスト勉強をやっていましたので、さぞや素晴らしい成績を上げるのに違いないと思って疑いませんでした。また、その当時、お父さんは「中学のテストでは100点を目指さなければならない」という100点主義者でしたから(今は違いますが・・)、我が子にも、「100点目指せよ!」と声かけをしていたのでした。

 テスト当日もお父さんは「100点目指せよ!」といって我が子を送り出しました。
 テストが終わった子供は、お父さんに「100点かもしれない」などと、のたまわっておりました。

しかし、数日後、返却されたテストに愕然としたのです。平均点に届かない教科があることは勿論なのですが、そのミスの内容に驚きました。例えば、以下のとおりです。

理科のテストでは「ルーペ」が正解のところを「ノーペ」と記載。、
社会のテストでは「シルクロード」が正解のところを「イルクロード」と記載。
国語のテストでは「本文から7文字で抜き出しなさい」という問題に10文字以上で回答。
英語のテストでは「play」を「blay」、「about」を「adout]と記載
数学のテストでは、計算に際して式を書き写すところで符号を(−)から(+)に転記ミス。
さらに、数学のテストでは、問題を飛ばしてやっていないものがありました。

これらの間違いは、私達(親)が通常許容できるようなケアレスミスとは質的に異なるもののように思われました(もっとも、ケアレスミスだって知識不足の表れなのでしょうが)。我が子も、自分が思い描いていた点数と現実の点数との間の乖離が激しくて、かなりのショックを受けたようです。