ノートへの書き写しを正確に行うために

我が子が「DD」なのか「LD」かは分かりませんが、私(私達)は一日でも早くなんらかの対策を講じる必要があると考えました。そこで、我が子が日々の宿題を正確に完遂できるようになることを第1の目標としました。

まず、ドリルからの書き写しの間違いを少なくするために「ものさし」を利用することを考えました。我が子には、書き写す漢字や数学の問題の下に「ものさし」を当てて、ノートに書き写している部分を見失わないようにアドバイスしました。

次に、ドリルの紙面上の問題の配置をそのままノートに書き写すことによってミスを減らすことを考えました。例えば、我が子が使用している漢字ドリルでは縦書の熟語が横方向に配列されています。一方、漢字ノートは縦書きなので、我が子は熟語を下方向に書き写しています。しかし、これでは目の動く方向と手の動く方向が交差しています。そこで、ノートを横向きに使用するようにして、ノート上でも縦書きの熟語を横方向に書き写していくようにアドバイスしました。また、数学では、例えば、数学の問題がドリルの紙面上で2行4列に配置されている場合には、ノート上のスペースが余りそうな場合でも、2行4列のままで転写するようにアドバイスしました。そして、筆算をするための余白を多く取ること、余白がない場合には、筆算用の用紙を別に容易しておいて、広く大きなスペースで筆算を行うことをアドバイスしました。

また、漢字の書き写しでは、書き順の分からない漢字を逐一調べるようにアドバイスしました。これにはiphoneipad用の「常用漢字筆順辞典」というアプリを利用しました(お勧めします)。

これだけでも、少しは、効果が出るように思われます。


次に、私(私達)は、我が子の宿題が終わる毎に逐一見直しをしました。そして、間違っている漢字や英単語や計算に一つ一つ付箋をつけました。我が子は、付箋が付いた漢字や英単語や計算をやり直すことにしました。

しかし、これは、我が子の負担を猛烈に増大させるものとなりました。このため、我が子は・・・