勉強するしかないという事を覚悟する

小学生の頃、我が子の勉強に対する取り組み姿勢は大変に甘いものでした。どのようなテストでも、「漢字の間違い」、「計算ミス」、「問題文を読んでいない」、「問題をやらずに飛ばしてしまう」などが見受けられました。私達(親)は、小学生だから・・と大目に見ていたのですが、時には「憤り」さえ感じました(当時は、我が子が「勉強することが苦手な個性」を備えているとは思っていませんでしたから)。

我が子の「勉強に対する取り組み姿勢」を改善しようと考えて、中学入学直前に、私達(親)は以下の2冊を我が子にプレゼントしました。本屋さんでパラパラと見たところ、これらの本に記載されている内容の多くが、私達(親)が考えている「勉強に対する取り組み姿勢」と共通していると考えたからです。

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この本は、小中学生が自分で読んで考えることができるように書かれています。

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この本は、高校生向きに書かれたもののようですが、見開き1ページ毎にトピックが纏められており、中学生でも読むことが可能です。


私達(親)が考えている「勉強に対する取り組み姿勢」とは、つまり、「勉強するしかないという事を覚悟する」ということです。

もう少し具体的にいうと、「勉強するかしないかは個人の自由である。しかし、この自由な選択の中から勉強するという道を選んだのであれば、もう、この「勉強道」を邁進していくしかない。「勉強道」を邁進できるかどうかは、本人次第であって、邁進できない言い訳を他に見つけることはできない。だから、常に、目標を掲げ、自分を律し、時間を有効に使い、目標に向かって地道に努力を重ねていくしかない、ということを覚悟するしかない、という事です。

我が子は、これら2冊の本を読んだと言っています。しかし、本の内容に共感したかどうか判りません。私達(親)は、これらの本を我が子にプレゼントするのは、少し早過ぎたと感じています。

これから先に、我が子が「頑張って「暗記」>テストで好成績>成績の上昇>自信回復」という勉強の成功体験を得ることができたら、その時に、もう一度、これらの本を読むようにアドバイスしようと考えています。