国語力をつけるためには・・

作文や読解などの国語力をどのように向上させればよいのか、これは私達(親)にとってはたいへんに難しい問題です。多くの本を読み、多くの作文を書き、多くの読解問題を解かなければ、国語力は向上しないのでしょうか。これらをショートカットする方法があれば・・・と思い、ネットなどの評判を見て「「本当の国語力」が驚くほど伸びる本」という本を購入しました。

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!

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この本では、国語力を「言いかえる力」、「くらべる力」、「たどる力」であると分析しています。「言いかえる力」とは、具体と抽象を相互に言い換える力のようです。上位概念を下位概念(具体例)にブレイクダウンする力、或いは、複数の下位概念を一つの上位概念(抽象概念)に纏め上げる力と言い換えることができるかもしれません。「くらべる力」とは、文字通りAとBを比較する力のようです。物事を「量的」に比較したり、「質的」に比較したりして、相違点をあぶりだす力でしょうか。Aに対して比較に適する引用物Bを見つけることができる力といえるかもしれません。「たどる力」とは、文脈などを追う力でしょうか。文章中に散りばめられたキーワードや伏線を意識できる力といえるかもしれません。確かに、作文でも読解でも、これらの事を意識しながらアドバイスすれば国語力をアップさせることはできそうな気がします(サラリと一読しただけですので、本書の内容と私の理解が乖離していたらすみません)。本の内容は実際に確認していただいた方が良いと思いますので、気になる方は読んでみてください。


なお、上記の本をパラパラめくりながら「考える技術・書く技術」というビジネス書を思い出しました。この書籍はビジネスマンの国語力をアップさせるためのノウハウが記載された良書であったように記憶します。書棚の奥で眠っているこの本を久々に取り出して読み返してみようと思います。

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

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