自分で立てた計画どおりにテスト勉強ができない。

私達(親)は、我が子に、テスト勉強を最後まで自力で行わせたいと思いました。しかし、あと数日でテストを迎えるという最後の土日には、テスト勉強の進捗状態をチェックせずにはおれませんでした。

この日のチェックでは、日々の宿題(国語漢字書き取り、数学ドリル、英語書き取り)を利用したテスト勉強は出来ていました(これは私達(親)が見直しをしているのですから当然です)。進研ゼミについても、まあまあ、それなりに、8割程度はこなせたようでした。完璧とは言わないまでも自力で進研ゼミを進めることができた事は、良かった事でした。


しかし、副教材(社会のワーク、理科のワーク、国語文法のワーク)については、計画通りに進んでおらず、半分以上のやり残しがありました。副教材はテスト後に先生に提出することになっていますから、本来ならば進研ゼミよりも重視して先にやって欲しかったのですが・・・後の祭りです。特に、理科と社会のワークについては、テストまでの日数に対して、やり残しているページ数が多すぎて、もはや我が子はどのように処理をしていいのかわからなくなっている状態でした。パニック寸前でした。

ある程度は想定していたことですが、残念でした。我が子は、中学2年生になっても、まだ、「どの勉強にどのくらいの時間がかかるのか」という時間の見積りができないです。この結果、無理な計画を立ててしまいました。また、何を先に勉強するかという「優先順位」も判っていませんでした。この結果、学校への提出課題を後回しにしてしまいました。そして、計画どおりに進まなかった勉強を、土日などに取り戻すなどの柔軟性がなく、計画をやり通すという意志もありませんでした。また、集中することを怠って時間を浪費していました。この結果、やり残しが多く、途中でお手上げ状態になってしまいました。

結局、この土日は、私達(親)が我が子に付っきりでテスト勉強をさせました。そして、副教材(社会のワーク、理科のワーク、国語文法のワーク)を終わらせました。


「複数のタスクの進行を管理してミッションをクリアする」ことは仕事では万事です。我が子が大人になるまでには、それができるようになって欲しいのですが、道は遠くて険しそうです。