「学校に行きたくない!」

その日の朝、我が子はだらだらとしていて、なかなか登校しようとはしませんでした。我が子は、「熱っぽい」だの、「頭が痛い」だのと呟いています。朝食も進みません。体温を測ってみましたが、熱はないようでした。

そうこうしているうちに、吹奏楽部の朝練習に合わない時間となりました。そこで、お父さんは「送っていってあげよう!」といって我が子を自動車に乗せて出発しました。

お父さんは、自動車を中学校の近くの広場に止めて、そこから我が子を徒歩で行かせようとしました。でも、我が子は頑として自動車から降りようとしませんでした。我が子は「学校に行きたくない」と言って泣いたそうです。


お父さんは、車内で我が子から事情を聞き、登校できないと判断しました。そして、そのまま我が子を自動車に乗せて家に帰ってきました。我が子が家に帰ってから、お母さんも、その事情を聞きました。


どうも、前日の吹奏楽部の練習で、なにやら、辛い事があったようです。文化祭を最後に面倒を見てくれていた先輩達が引退したので、心配はしていたのですが・・・。


我が子が「学校に行きたくない!」と言ったのは初めてでしたので、動揺しました。


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