我が子は生徒会役員になれるのか?

中学2年2学期の期末テストが終わると、中学校の次期生徒会役員を決める季節がやってきます。

我が子の中学校では、生徒会の3役(会長、副会長2人)は全校生徒の選挙によって選ばれます。他の役員(生徒会議長、各委員会の正・副委員長、書記など)は、3役選挙に立候補した者と、先生達の推薦によって決まります。3役選挙に立候補した生徒たちは、立候補するという勇気を買っての役員への登用だと思います。この一方、先生達の推薦によって役員になる生徒は、そのほとんどが、成績上位者のようです。生徒会の役員は総勢で30人弱です。


吹奏楽部で仲良くしてくれた先輩が生徒会の役員であったことから、我が子も、生徒会の役員になりたいと考えているようでした。直近の期末テストでは、学年順位は25番以内となりましたが、それ以前のテストは30番以下ですから、我が子が生徒会役員になるのは、ちょっとキビシそうです。

このような状況の中で、我が子は、先生方に自分をアピールするために、同じクラスの会長候補者の選挙責任者に名乗りを上げて、応援演説を買って出たようです。もちろん、その会長候補者を心から応援したいという気持ちがあっての我が子の行動なのですが、その応援演説を自分のアピールのためにも利用しようというのです(ちょっと「邪ま」ですね)。このような行動は、今までの我が子には到底考えられなかった策略的なものです。また、クラスにそれほど溶け込めていないと思われる我が子にとっては、とても大胆な行動です。これを聞いて、私達(親)は大変にびっくりしました。しかし、次の瞬間には、そのような行動をとることができた我が子の事を心の中で称えました(私達(親)も悪よのう(笑))。


我が子の応援した会長候補は会長になることはできませんでした。それはとても残念なことでした。我が子も一生懸命に応援したので、悔しがっていました。




一方、我が子は、先生方の推薦によって生徒会役員の一員に選ばれました。

我が子も私達(親)も、これに喜びました。きっと、生徒会役員を決めるタイミングの期末テストで成績が上昇したことが良かったのだと思います。でも、ひょっとして、我が子の策略が当たった部分もあるかも知れません。



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